業者選びに役に立つ法律・士業に関連した業者をご紹介します。

法律事務所コンシェルジュ

厳選おすすめ5社

2019年10月23日 [FAQ]

債務整理をするときはやはり弁護士の方がいいの?

最近では無料で借金相談に乗ってもらえる弁護士事務所もあると聞きましたが、きっと東京や大阪などの都会ではそのような事務所も簡単に見つけることができるのでしょうが、田舎に住んでいることもあって、周辺では借金問題に限らず無料で相談に乗ってくれる弁護士事務所は見つからず、しょうがないので役所で実施していた弁護士の無料相談サービスを利用しました。
しかし、聞きたいことを整理して臨んだにも関わらず、あっという間に時間がきてしまい、結局その弁護士さんに引き続き対応してもらう場合は、普通に費用がかかることが分かりました。
再び無料相談を受けることもできますが、そのためには時間も必要だし、同じ弁護士さんに対応してもらえるとも限らないのでどうしようかと悩んでいると、知り合いから司法書士なら無料で相談に乗ってもらえると聞きました。
何も知らなくて質問するのも恥ずかしいのですが、司法書士でも借金問題を解決してもらうのでしょうか?
債務整理をしなければいけない状態だと思うのですが、司法書士でも借金問題に対応できるとすれば、弁護士との違いは何なのでしょうか?


回答

負債額によってできないことが司法書士にはあります。


結論から言えば、司法書士でも借金問題を取り扱うことができますので、無料で相談に乗ってもらえるのであれば、早めに相談に行ってみるもの良い方法です。
弁護士と司法書士の違いですが、司法書士は不動産や会社などの登記を行うことを専門にしており、弁護士は法律に関するすべての問題に対応できる、法のスペシャリストです。
弁護士は債務整理の法律問題の相談に乗ることはもちろんですが、代理人として訴訟や貸金業者との交渉もできます。
債務整理を司法書士に相談する場合に大きなネックとなる部分は、個別の債務額が140万円以下に限って訴訟や貸金業者との交渉ができところなので、もしも借金の金額がそれよりも大きい場合は、最初から弁護士に相談することをおすすめします。
その他にも、過払い金があった場合は、弁護士に依頼した方が、早めに返還が期待できたり、取り扱いできる債務額に限度がないため、納得いく金額を回収してもらえるメリットもあります。
もしも自己破産や民事再生という手段をとることになった場合も、司法書士に依頼するより、弁護士に任せた方が早期に手続きの完了が見込めるメリットもあります。
それほど負債額が大きくない場合は、無料で司法書士に相談してみましょう。

PageTop

  • Facebook
  • Twitter
  • はてなブックマーク