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2019年06月10日 [FAQ]

借金の相談は弁護士と司法書士のどちらが適していますか?

自分の借金問題で行き詰まり、身動きが取れないでいます。親や友人の手を借りず、誰にも迷惑をかけずに自分が再生できる道を探したい。自己破産は最終手段として、他に何か手立てがあるのか、ないのか相談出来るのは司法の先生だけかと考えています。業者から借りたお金の取り立てがきつく、近所の人にも変な目でみられています。そもそも自分が返済できていないことが問題ですが、このような取り立ては違法ではないかとも思います。
借金や負債の相談は弁護士か司法書士だと聞きますが、どちらがいいのでしょうか?すぐにでも探したいのですが、私はすぐに払える費用がありません。それでも依頼はできるのでしょうか?
相談に載って下さる先生をどのように探せばよいのかポイントがあれば教えて下さい。

回答

借金の額や債務整理方法で相談する人が変わります


借金問題にはそれに注力した専門の弁護士、司法書士に相談するのが必須です。借金の原因には関係なく、相談者にとって最適な債務整理の提案をするプロです。それでは債務整理における弁護士と司法書士の違いを説明しましょう。
弁護士はあらゆる法律問題を取り扱い、解決できる専門家です。案件に関して金額の限度額はありません。また、地方裁判所や高等裁判所、最高裁判所で代理権があるため、自己破産や個人再生の手続きを全面的に任せられます。正式に依頼すると、債務者からの催促が止まり、当面の間、支払いもしなくてよくなります。債務整理に必要な書類作成や債務者との交渉、裁判所とのやり取りも全て任せられます。デメリットがあるとすれば、費用が高いケースがあることです。一方、司法書士は登記の専門家です。交渉事件では140万円以下の案件を取り扱います。もし、過払い金が140万円を超える場合、司法書士に対応してもらうことはできません。地方裁判所での代理権がないため、自己破産や個人再生の申立てを依頼出来ず、書類作成のサポートのみとなります。一般的には弁護士より費用が安いと言われています。このようなことから、借金や負債額、過払い金が発生する場合の金額での判断が必要となります。そして、どんな債務整理を選ぶかでも変わります。
多くが無料相談窓口を設けていますので、まずは相談してみるとよいでしょう。また、初期費用の支払いが難しい場合、着手金無料や分割による弁護士費用の支払いが可能な弁護士事務所がありますので参考にするとよいでしょう。費用が高い弁護士がいい、安い弁護士はよくない訳ではありません。相性が良く、相談しやすい、また債務整理の解決実績が豊富な人を選ぶことが大切です。

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