業者選びに役に立つ法律・士業に関連した業者をご紹介します。

中小企業の経営者です。親の代から家族経営の工場でパートさんを中心に繁忙期だけは派遣の人に来てもらいながら運営しています。私と妻、息子、妻の弟が社員ですがITなどには弱く、昔ながらの体質なものですから世間との温度差を感じずにはいられません。取引先から注文のあったものだけを作る下請けからの脱却や、営業力をつけることが必要だと思います。そのためには人材の確保かと思いますが、うちのような小さな会社に人が来てくれるか自信がありません。工場を何とか回していくのに必死で資金の余裕がないため、高い給料を出すことも出来ません。そんな時に同じ経営者の友人から助成金の話しを聞いたのです。助成金は聞いたことはもちろんありましたが、実際のところ簡単には申請が下りない事や、自分で手続きするのは面倒なことなどがあり真剣に考えたことがありませんでした。友人も私と同じタイプでしたが、助成金にも多くの種類があることや、雇用助成金は販路拡大支援事業など現在課題としていることに生かせるのではないか、申請して駄目でも失うものはないので検討しているとのことでした。私は助成金の事に無知なのでまずは現状でどのような助成金が自分の会社に役立つのかなど相談したいので良い相談窓口があればご紹介下さい。

社会保険労務士へ相談されてはいかがでしょうか

助成金や補助金は国や地方自治体から支給される「返済不要なお金」で、融資と大きく異なる点です。経営基盤に必要な資金確保が無利子、無返済、使途自由の助成金で取り入れられれば経営に余裕が生まれます。助成金は要件が合えば基本的に受給出来るものですが、審査があり簡単に申請が通るわけではありません。その会社にあった助成金を知ることが大切ですが経験のない人には把握しきれないのが現状です。また、助成金の申請には期限があるため、計画的に進めなければいけないものです。このようなことから、申請に対して助成金の申請代行業者や社会保険労務士へ相談することをお勧めいたします。
日本には「士業」の名前が付く職業が多くある中、人事労務のプロフェッショナルとして事業主のバックアップを行うのが社会保険労務士です。企業の業務指導や改善提案を得意分野としており、事業主をサポートする助成金について知見が広いことでも知られます。その会社にふさわしい助成金の提案から申請に至るまで丁寧なサポートが受けられるでしょう。