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2020年04月23日 [FAQ]

信頼できる司法書士の見分け方とは?

サラリーマン時代は、司法書士の仕事は不動産の登記を専門に行う職業としての認識しかありませんでした。
昨年末に脱サラして、現在仲間たちと起業の準備をしている最中ですが、司法書士はその他にもいろいろな仕事をしていることが分かりました。
現在立ち上げる会社の登記をしてくださる司法書士事務所を探しているところですが、司法書士の先生によっては積極的に融資の相談に乗ってくれたり、補助金や助成金に詳しい方もいることを聞きました。
会社設立にあたり、私を含めて仲間同士で均等に出資する予定ですが、運転資金には余裕があればあるほどいいと思うところもあって、できれば返済不要な補助金などを利用できれば理想的なのですが、そのような提案もしてもらえる信頼できる司法書士の見分け方があれば是非教えて欲しいので、どうぞよろしくお願いいたします。


回答

まずはキャリアの長さ確認しましょう。


司法書士は不動産登記を専門にしていると思っている方が多いようですが、実際には商業登記や債務整理や労働問題など、多岐に渡る仕事をしています。
会社の登記を依頼する際には、定款の作成から融資の相談まで、いろいろな相談に乗ってもらうことができますが、事務所によって得意分野と不得意分野がありますので、助成金や補助金を利用したいと考えている場合は、それらを取り扱った経験が豊富な事務所を最初から探すことをおすすめします。
信頼できる司法書士を見分ける1つの方法としては、やはり司法書士のキャリアを確認することで、一概には言えませんが、まだ1年しか実務の経験がない先生よりは、長い経験をもった先生に依頼した方が、安心感を得られます。
キャリアが浅ければ、頼まれた仕事のことしか考える余裕がありませんが、百戦錬磨の経験がある先生であれば、依頼者が気づいていないことについての指摘をしてくれたり、様々な有益な提案をしてくれる可能性が高くなります。
何度も利用する場合は、事務所への通いやすさも大きなポイントで、遠くに事務所があるよりは、自分たちの会社から近い事務所から当たってみることをおすすめします。
依頼者の話にしっかり耳を傾けてくれて、説明が分かりやすいことも大事なポイントで、何でも対応してもらえるのは頼もしいことですが、後々トラブルにならないように、司法書士ではできないことは、きちんと伝えてくれる先生は信頼できます。

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