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2019年06月12日 [FAQ]

弁理士はどんな仕事をしているのですか?

私は会社経営をしており、新しい商品の開発に取り組んでいるのですが、その際には商標登録をする機会があると思い、しかしどういう手続きが必要なのか分からずに悩んでいたのですが、そんなときに弁理士という職業があることを知りました。
弁理士に依頼をすることによって商標登録を助けてもらえることは分かったのですが、弁理士という存在についてほとんど知識を持っていなくて分からないことがたくさんあるため、弁理士という職業について詳しく教えてください。

回答

弁理士は知的財産権に関する専門家です


弁理士は国家資格であり、特許や商標、著作権といった知的財産権に関する専門家として、さまざまな手続きの際の代理人として行動できるのが大きな特徴であり、弁理士の専権業務として認められている業務が存在しています。
弁理士はあまり一般的に馴染みがないのですが、その理由は、まず特許事務所を開いていることが多いため、弁理士事務所という名称を見ることはほとんどなく、弁理士という存在を普段意識することがほとんどないためです。
また、弁理士にとってのクライアントの多くはメーカーであり、一般の人が弁理士に相談をするケースはほとんどないため、世間的にはマイナーな存在であり、弁理士という存在を知らない人もたくさんいるのです。
弁理士の仕事として、特許や商標登録は件数が多くたくさんの弁理士が取り組んでいる仕事なのですが、これらは専門的な分野であり、一般の人が自分で手続きをしたいと思ってもなかなかハードルが高く難しい要素が多いため、専門家の力が必要とされているのです。
知的財産の権利化に携わっているのが弁理士であり、権利化するためには特許庁に出願する必要があるのですが、その際の手続きはとても煩雑なものであり、用意するべき書類の数は膨大であり、不備があればリスクも存在するため、慎重に準備を進めなければいけません。
弁理士であれば依頼を受けたならば、まずその知的財産と類似するものが世の中に出ていないのかしっかりと調べて、権利をとれる見込みのある依頼にだけ対応し、その後は申請書類の作成をして、実際に特許庁に出願することになります。
日本の特許庁だけではなく、場合によっては海外で申請をするケースもあり、その場合は英語や海外の法律の知識も必要となり、そのような難しい案件にも対応できる弁理士も存在しています。
出願をすると審査を受けることになり、そこで却下されることもあり、その場合は意見書や補正書といったものを提出して、どうにかして審査に通るように努力することが求められるため、誠実な仕事をする弁理士に頼ると良いでしょう。

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