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2019年06月14日 [FAQ]

弁護士費用はどうやって決まるのでしょうか?

長年連れ添った夫と別れたいと考えており、話し合いをしても解決しそうにないため弁護士に相談したいと思っているのですが、その場合は費用の問題が出てくるため、どのくらいのお金がかかるのか事前に知りたいと考えています。
しかし、弁護士に支払うことになる費用がどのようにして決まるのかよく分からないため、弁護士費用がどんなふうに決まるのか教えてください。

回答

さまざまな費用を支払うことになります


弁護士費用にはいろいろな種類があり、まず最初に法律相談をするための相談料がかかるのですが、こちらは無料となっているケースもあり、専門家が同席する特殊な相談の場合には相談料が高くなることが多いです。
相談を終えて実際に弁護士に仕事を依頼する場合には着手金を支払うケースがあり、こちらは当初に支払う費用となるのですが、この金額についてはそれぞれの案件ごとに大きく異なっており、一応基準も存在しています。
基準は経済的利益の金額が高くなるほど着手金などの金額も大きくなっていくようになっていて、経済的利益とはその請求が成功したときに依頼主が受け取ることができるお金のことです。
最終的に依頼した案件が成功したときには、成功報酬として報酬金を支払うことになるのですが、こちらは最終的に得られた経済的利益のうちの所定の割合をあらかじめ設定しておいて、その金額を報酬金として支払うという形になっています。
報酬金は着手金とは別に支払われる費用であり、もしその案件に失敗してしまった場合には、報酬金を支払う必要はなく、成功したときにのみ発生する費用となっているため、基本的に報酬金を支払えないということはありません。
また、弁護士が依頼した案件の事務処理を進めているとさまざまな書類を扱うことになり、手続きをする必要もあることから、それらの費用を支払うための手数料が発生することがあり、こちらも支払うことになります。
また、遠方で事務処理が必要となるようなケースもあり、この場合は移動時間や距離に応じて支払われる日当も請求されることもあるため、事前にチェックしておきましょう。
このように弁護士費用にはさまざまな名目のものが存在しており、最終的にはそれぞれの弁護士がどのくらいの費用を請求するのか決めることになり、それぞれの法律事務所ごとに費用の基準が異なっているため、どのくらいの費用が請求されるのか事前に比較しておくことは大切でしょう。
費用については分割で支払うこともできます。

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